変わるものと変わらないもの。
8時だJが20年ぶりに、一夜限りの復刻。ということでMCをヒロミさんに据え、嵐、関ジャニ、タッキー、風間くん、生田くん、山Pが一堂に会して当時をVTRで振り返るという同窓会的企画。
大野さんは当時(17歳)、京都にいて出てなかったのに、嵐の一員だからということで今夜は出演。俺いていいのかな...ってソワソワ、背中を丸めてちょこんとひな壇に座っている姿がいとおしい。
でも、今夜は二宮さんだった。
基本的に大野さんに熱を上げてる私だけど、たまに二宮さんの言葉がたまらなく気持ちいいところに刺さってしまう。そして、なんて魅力的な人なんだと惚れ直してしまう。
二宮さんは、20年前からなんら変わってなかった。
当時14歳の二宮さんが、
「今すぐ1万円」か「1年後10万円」なら、どっち?という質問に「1年後10万円」がいいと回答し、その理由として放った一言。
『ボーッとしてたら1年経っちゃいますもん』。
………そうだね…。
(何も言えない)
二宮少年のクールさに眩暈がした。
誰かからの受け売りの言葉じゃなく、自分の経験から、あの年でそれを学んだっていうのがすごい...
二宮さんはもともと生きる上での感覚が冴えてるんだろうな。
そしてまた、この不遜な態度が美しい。
聞かれたから思ったことを素直に言っただけだ、というような。
これが唯一子どもらしいっていえる部分なのかなあ
早熟で達観していて...大人っぽいっていうか大人だよね、中身は。
覚めてるっていうより子どもの皮かぶった大人だったってだけで、
こんな風にしてたらそりゃあ、この頃は同年代の友達できなかっただろうなとすごく納得したのでした。
そしてもう一つ。
タッキーが当時大嫌いだったという村上に、二宮さんの辛辣な一言、
「村上ごときがタッキーに嫉妬するなんておこがましい」。
『ごとき』と『おこがましい』が二宮さんの語彙過ぎる。
恥を知ってる人。二宮さんのこういう日本人ぽいところが本当に好き。
二宮さんにとって、「勘違いする」ことが一番恥ずかしいことなんだろうなと、そんな気がしたのでした。
今の嵐だから本格的に好きになったし追いかけるようになったのだけど、VTR見ると二宮さんは昔から変わってなくて、もっと早く出会ってたかったって思っちゃったなあ
もちろん成長して変わった部分もあるだろうけど、私の好きなところは昔からそのまま変わってなくて。
ただ、感謝したい。
変わらずにいてくれること。孤独を感じてもそのままで、ブレずにいてくれること。大野さんのニノ見たら安心するって言葉を思い出す。
二宮さんの中で20年経っても変わらないとこがある、それが本当に有難い。
今日は二宮さんのカケラを月明かりに透かして、屈折する光を眺めようと思います。(締まらない